2024年度バフェットからの手紙(2)両手利きのバークシャー
節約発投資行き ·
保有する子会社が189社にのぼる一方で、上場株の時価総額も2,720億ドルという規模感に改めて圧倒された。 自ら経営支配する事業と市場で買う株式、どちらも「柔軟性」と「コントロール権」の間でトレードオフが発生する点は、個人投資家がポートフォリオを組む際の集中と分散の考え方にも通じるかな。 支配下の企業を「ほとんど売却しない」という不動不変の姿勢が、逆に売り手から選ばれる理由になっているのが興味深い。 大規模なバークシャーだからこその戦略に見えるけど、我々個人レベルだと、この流動性の低さと引き換えに得られるメリットをどう代替するか考えさせられる。
2024年度「バフェットからの手紙」より、今回の文章ではバークシャーが資本を運用する2つの方針(企業買収と株式投資)について書かれています。おなじみの話題ですが、ちょっとした教えも混じっています。なお、前回分の投稿はこちらです。(日本語は拙訳) みなさんの資金が向かう先バークシャーは両手利きによって資本を運用しています。まず一方の手において、当社は多数の事業を経営支配しています。つまり 株式を80%以上保有しているわけです。実際は100%保有のものばかりですが。そういった子会社は189社を数えます。市場で取引されている普通株と同じだとはとても言えないものの、似た点がいくつかあります。この子会社群には何千億ドルもの価値があります。そのなかには貴重な逸品が一握りあり、秀逸からは遠くも良好な事業が数多くあり、失意におわった鈍重な事業も若干あります。ひどくお荷物な事業こそ