新光電気工業で思い出すポルシェVW事件
五月(片山晃) ·
TOB価格の5920円から50%も乖離してストップ高が続いているのは、正直かなり異様な光景だった。 ただのショートの強制決済だけで片付く話なのか、それともポルシェ・VW事件のような「市場の歪み」がどこかで起きているのか、需給だけで片付けていいのか少し考えさせられる。
TOBが終わり、上場廃止を待つだけだったはずの新光電気工業が連続ストップ高となり話題になっている。TOB価格5920円からの乖離率は50%に達した。理屈上はありえないこの動きの背景として、残っていたショートの強制決済などいくつかの憶測がなされている。 この件で思い出すのは、2008年に起きたポルシェとフォルクスワーゲンを巡る騒動。ゲームストップ以前では史上最大のショートスクイーズの一つとして知られた事件だった。 続きをみる