みきまるの優待バリュー株日誌
2000年に株式投資を開始した、日本を代表する著名な個人投資家(兼業投資家)。楽天ブログ「みきまるの優待バリュー株日誌」は優待投資家のバイブル的存在として知られています。
経歴・実績
- 投資歴: 2000年に投資信託の購入からスタートし、その後個別株投資へ移行。ライブドアショックやリーマンショックでの大きな損失を経て、独自の「優待バリュー投資」を確立しました。
- 実績: リーマンショック後の2009年から長期にわたりプラスの運用成績を維持し、総資産は数億円(億り人)に到達。常時600〜700銘柄以上の優待株を保有しています。
投資スタイル
「優待バリュー投資」の提唱者であり、以下の手法を特徴としています。
- 割安性の重視: PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)が極めて低いバリュー株を土台にします。
- 優待・配当利回り: 株主優待と配当を合わせた「総合利回り」を重視し、実質的なインカムゲインと下値の硬さを狙います。
- N次元評価: 財務、優待、配当、成長性など複数の尺度から銘柄の「総合戦闘力」を分析。ポートフォリオを主力(J1)、準主力(J2)、準々主力(J3)、「いけす(小規模保有)」の4段階に分けてリスク管理を徹底しています。
著書・SNS
- 著書: 『楽しみながら がっちり儲かる 優待バリュー株投資入門』(日経BP)、『爆笑コミックエッセイ 株主優待だけで優雅な生活』(共著・宝島社)など、多くの投資書籍を出版。投資本を数百冊以上読破し、その書評もブログの重要コンテンツとなっています。
- SNS: X(旧Twitter)では「みきまるファンド(@mikimarufund)」として情報を発信しています。
記事一覧
主力株概況の9位に石塚硝子が入っていた。ガラスという成熟産業の中で、多角化や紙器への展開でどう「鮮度」を維持していくのかが、この先の中長期投資において問われるところかな。
バリュー投資家とオーストリア学派の「迂回」に関する違いがまとめられていて、手法の背景にある思想の差が明確だった。 効率的な投資を追い求めた結果として割安株を拾うのと、構造的な崩壊を見越して意図的に遠回りするのとでは、暴落時のメンタル管理も全く変わってくるのかな。
PF153位に京都フィナンシャルグループが挙がっていて、含み益の潤沢さが触れられていた。 地銀は本業の金利収入だけでなく、持合い株の含み益がそのままバッファになるのが強みだけど、今の株高局面での売却益がどれくらい利益を下支えしてるのか決算資料で確認しておきたい。
PF時価総額8位の銘柄として、JMホールディングスを詳細に分析してた。 「銘柄としての鮮度」という言葉が印象的だったけど、長年保有し続ける中でどういったタイミングで入れ替えの判断を下しているのか気になるところ。
「ブラックスワン回避法」の第10章がオーストリア学派の投資論として解説されていて、バリュー投資の上位互換という視点が新鮮だった。 市場の歪みを価格のシグナルから読み解く理論だけど、現代の優待バリュー株投資にそのまま適用すると、どのあたりの「構造的な脆弱性」をカバーできることになるのかな。
100株より1000株のほうが優待利回りが高くなる設定に、長期保有を促すための強い意志を感じた。 国内の不調をアジアの成長で補う構造になっているけど、ここがドル箱としてどこまで利益を牽引できるか次第かな。
優待獲得効率が一番良いという900株保有まで買い増してホールドしていると書かれていて、優待の「実力」への信頼度が伝わってくる。 指標的にはPBR1.48倍でPER16.39倍と確かに割高だけど、世界的なブランド力と年2回の優待をどう評価するかで投資判断が分かれそう。
かつてPF22位だった銘柄が、今は優待株のいけすに戻って時価総額151位になっていた。 自己資本比率83.2%で配当利回りが4.9%なら、この先もクオカード優待を維持しつつ、またバリューが見直されるのをのんびり待つスタイルが合っているのかな。
韓国株市場における韓国造船海洋の立ち位置について考察されていて、PF1位という本気度が伝わってきた。 世界的な造船需要の波の中で、為替や地政学リスクをどう織り込んでポートフォリオに組み込んでいるのか、その判断基準が気になるところ。
微粒子計測器の利益が祖業の医療機器を追い越していて、主力株6位に浮上していた。 補聴器のイメージで見ていたから「隠れ半導体銘柄」という指摘は盲点だったかも。 グレアムミックス係数22.5以下のバリュー基準を守りつつ、半導体相場の恩恵も狙うこの立ち回りがどこまでワークするか楽しみ。
北陸地盤のアルビスが中京圏へ侵攻しているという話が載っていて興味深かった。 9956バローHDがひしめく激戦区で、この地域密着型の強みがどこまで通用するのか。PBR0.63倍の水準なら、撤退戦にならずとも一定のシェアを確保できれば面白い展開になりそうかな。
2年間ずっと韓国造船海洋をポートフォリオ1位の超主力に据えているという記述に驚いた。 今年は株価が冴えないようだけど、この長期間のホールドは韓国市場特有のバリュエーションの壁をどう見越してのことなのかな。
オーストリア学派とバリュー投資が「生き別れた兄弟」という指摘があって、目から鱗だった。 市場の歪みや不確実性をどう捉えるかという点で、理論と実践がどう融合しうるのか気になってきた。
地銀で最大級の資金量と預かり資産を誇る千葉銀行がPF149位にランクインしてた。 地銀の中では収益基盤が別格だけど、この規模の銘柄をどういう基準で「割安」と判断してPFに組み込んでるのか気になった。
PF時価総額5位のツカダGHDに復帰した理由が、高騰するホテル代を「消費者としてのピンチ」から「投資家としてのチャンス」へ転換する発想だったのが面白い。 宿泊単価46,730円という数字は確かに強烈だけど、2030年に向けて客室数を倍増させる計画が計画通りに進むかどうかが、PER4倍からの再評価のカギになりそう。
PF概況シリーズの148位として山形銀行が紹介されていた。 県内トップシェアの地銀だけど、今の株価水準で優待と配当の利回りがどう評価されているのか、改めて財務指標を追い直す必要がありそう。
ANAの20000株優待について言及されていて、SFCの制度変更による改悪をどう受け止めるべきか考えさせられた。保有し続けることで得られる恩恵が、今回の変更でどう相殺されるのか、あるいは影響ないのかの線引きが気になるところ。
陽光溢れるHUBで。
(未公開)
PF時価総額4位の主力株が紹介されていて、買い増し中という理由で銘柄名が伏せられていた。 「バリュー・クオリティ・サイズ・優待」の4項目が揃っている銘柄で、このポジション取りはかなり確信度が高そう。時価総額の規模や業種から候補を絞り込めるか、過去の買い増し履歴から傾向を探るしかなさそうかな。
5300枚。
(未公開)
PF時価総額3位にヤマエグループHDを据えていた。九州の食品卸だけでなく、物流や住宅建材まで手広く押さえているのが強みか。 ただ卸売業は薄利多売の側面が強いから、資材や物流コストの変動をどう利益率に転嫁できているのか気になるところ。
2025年末から既に潮目が変わっていたという回顧を読んで、自分の中での違和感と照らし合わせていた。 毛並みの違う銘柄に手を出して苦戦した経験は、手法を微修正すべき合図なのか、それとも耐え忍ぶべき一時的なノイズなのかで見極めが分かれそう。
1950年以降のダウ平均で、6月が9月に次ぐ下位パフォーマンスというデータが引用されていた。 アノマリーを過信するのは禁物だけど、主力銘柄の買い増しタイミングを少し遅らせるか、現金を厚めにして備えておくべきか迷うところ。
PF時価総額2位まで買い増した背景に、イビデンのサプライチェーンを支える「隠れ半導体銘柄」としてのポテンシャルを挙げていて面白い。 保守的な業績予想を後から上回る「愛知電機文学」が今回も発動するなら、PBR0.9倍という現在の水準からどこまで見直されるのか、半導体相場との連動性に期待しているのかな。
『ブラックスワン回避法』の第10章、オーストリア学派の理論について深く掘り下げられていた。 ロビンソン・クルーソーの例え話を通じて、時間選好や生産性の概念を投資にどう落とし込むのか、この思考実験を理解できるかで市場の見え方が変わりそうだな。
日経平均は大暴騰したものの、中小型の優待バリュー株は蚊帳の外というコントラストが描かれていた。 インデックス主導の相場において、この「おじさんのポマード頭」状態からどこで反転の兆しを掴めるのか、過去のサイクルと照らし合わせるヒントになりそう。
『ブラック・スワン回避法』の第6章「時間選好」について語られていて、老練な投資家ほど衝動に打ち勝てるという指摘が印象的だった。 株価の乱高下に直面したとき、数十年単位の長い視点を持つことが、実際のパフォーマンスにどう跳ね返ってくるのか改めて考えさせられた。
147位にアグレ都市デザインがランクインしていて、東京都下で中価格帯の戸建てを手がける同社の強みが改めて整理されていた。 製販一貫体制を敷いている分、昨今の資材高や金利動向がどの程度利益率を圧迫しているのか、最新の決算資料と照らし合わせながら確認してみようと思う。
ユナイテッドアローズの優待バリュー株としての側面を整理されていた。 「総合戦闘力」という基準で見たとき、昨今のインフレ下で単価を維持できているかが、今後の数年の評価を左右するポイントかな。
『ブラックスワン回避法』の第6章「時間選好」について語られていて、目の前の利益と将来の資産のどちらを優先するかという人間の本能の話は耳が痛い。 投資家が陥りやすい目先の誘惑を論理的に整理できるかどうかが、結局のところ長期的な戦績に直結するのかも。
『ブラックスワン回避法』の第6章、時間選好について触れられていた。 目先の利益に飛びつかず「現在と将来を同等に扱う」という考え方は、優待バリュー株の数年単位の戦いにおいて、どれだけ感情的なバイアスを排せるかにかかってくる気がする。
優待券の価値が暴落しているという指摘、確かに最近のセール運賃との兼ね合いを見るとその通りだなと感じた。 「トランプもできない」という表現は笑ったけど、利用制限が厳しくなる一方だと、せっかくの優待もただの紙切れ同然になりかねないね。 100株単位で1000株まで付与される現行制度のまま、発行基準を厳格化して制限を緩和するような再編があるかどうかが、今後の保有継続の判断材料になりそう。
『ブラック・スワン回避法』の第6章で時間選好について語られていて、人間の根源的な弱さを投資でどう利用するかに触れられていた。 即時的な報酬を優先してしまう脳の性質を、逆に「待つこと」に価値がある投資対象にどう結びつけるか、自制心と運用のバランスが問われそう。
スパイスシェア6割で圧倒的な知名度があるのに、時価総額1400億円規模で東証スタンダードに留まっているのが不思議ですね。 3年以上保有で優待が2倍にジャンプアップする仕組みだし、食卓の彩りとして現物優待を楽しみながらのんびり構えるのが正解かな。
『ブラックスワン回避法』の第1章から道教の賢人の教えを引用していて、投資家としての心の持ちようが語られていた。 「迂回生産」や「ゆっくり金持ちになる」という概念とどう結びついていくのか、著者の解釈を深掘りして自分の投資戦略にどう落とし込めるか考えさせられた。
熱収縮性ラベルで世界シェア5割強という圧倒的な数字が載っていて、改めてその専業トップとしての地位に驚いた。 これだけインフラに近い立ち位置だと、原材料コストの変動をどこまで価格転嫁できるかが安定成長の鍵になるかな。
ソーダニッカの指標を改めて見ると、PER9.99倍で配当利回り4.1%あり、かつ3月優待も充実していて割安感が強いね。 1000株保有でクオカードと優待ポイントが両方つく構成だけど、この規模の商社で優待維持を期待して長期ホールドし続けるのが正解なのかな。
PF時価総額1位の座を2シーズン連続で維持しているとのことで、この銘柄への信頼の厚さが伝わってくる。 環境規制を背景にした造船の「メガ・スーパーサイクル」が本当に10年以上続くなら、PER9倍台という今の水準は、数年後に振り返るとかなり割安な局面だったと評価されることになるのかな。
前回のシリーズが2年以上のロングランになっていたのを見て、あらためて「3~5年の中長期」という投資スタンスの重みを感じた。 銘柄入れ替えのタイミングやPFの構成比率がどう変化するのか、今回の概況を追いかけながら自分のPFと比較して検討してみたい。
6年かけてまとめたポートフォリオのトップ10銘柄が、現在一つも残っていないという事実に驚いた。 時価や業績の変化でリスク・リワード比が移ろう中で、執着せずに銘柄を入れ替え続けることこそが、5年という歳月を市場で生き抜くための必須条件だったのかな。 かつて主力だった銘柄の「その後」を振り返りつつ、勝敗を◎や△で評価しているのが面白い。 INPEXのような国策級の黄金株を仕込む一方で、ゼビオのように「シケモク投資の難しさ」を噛み締める経験まで含めて、このポートフォリオの厚みが作られていたんだね。
『ブラックスワン回避法』の第5弾として、迂回生産には時間がかかるというテーマが取り上げられていた。 短期的なリターンを求める今の相場環境だと、オーストリア学派的な「長い準備期間」を許容する戦略は、逆に希少な優位性になるのかも。
6年間にわたるPF概況シリーズがついに完結していた。 723位の城南進学研究社は総合利回り6.7%でPBR1.32倍か。時価総額23億円と小粒だけど、このセクターで長期保有の優待条件をどう捉えるかで評価が分かれそう。
利益剰余金がマイナスで継続前提に疑義注記がついているのに、優待利回りだけは8.3%という数字を見て複雑な気持ちになった。 この状況で優待券を維持できる体力があるのか、それとも優待廃止が先か。業績の底打ちが見えない中だと、優待目的でもホールドし続けるのは相当な覚悟が必要そう。
721位のオンザページがエスクリと合併した経緯が書かれていた。ブライダル業界の再編が進む中で、TKPグループとしてのシナジーをどの程度織り込めるかが鍵になりそうかな。
2018年の54位から720位まで順位を下げていた。 「営業をしない」という理想を貫いた結果、瀕死の業績に追い込まれている状況を見ると、ビジネスにおける哲学と収益性の両立の難しさを改めて考えさせられる。
2年がかりのシリーズがついに完結したようで、最終回がこの「あじかん」だったのがいかにも優待バリュー投資家らしいなと感じた。 PBR0.56で配当利回り3.9%なら、優待品を楽しみつつ株価の修正を待つ「精神的に有利な戦い」というのも納得感がある。 2000株保有で届く物量と内容を見ると、市場評価を待つ間も退屈しなさそうだけど、この「ゴボーチェ」の身体的な反応にはちょっとびっくりした。
半導体関連の暴騰で指数が絶好調な一方で、ご自身のポートフォリオが対指数で大きく劣後しているという状況を拝見しました。 優待バリュー株という特性上、今の市場資金が特定のセクターに集中している間は耐え時なのか、あるいはファンダメンタルズ重視の銘柄群に見直し買いが入るタイミングをじっと待つ姿勢なのかな。
PBR0.48で時価総額23億円という数字が載っていて、小型の優待株としてかなり割安な水準だった。 1単元が安くてカジュアルに買えるのが強みだけど、教育業界の競争環境を考えると、この低PBRのまま放置されるのか、何かきっかけで反転するのか気になるところ。
時価総額28億円、PBR0.59で自己資本比率が24.2%という数字が載っていた。 不動産賃貸が柱だけど、この財務状況だと今の金利環境で収益性をどこまで維持できるかが焦点になりそう。
PBR0.44という低評価で、3万円台で買えるクオカード銘柄として紹介されていた。 印刷業界の厳しい環境下で、この指標水準が「割安」として放置され続けるのか、それとも優待を維持する体力に支えられて緩やかに修正されるのか気になるところ。